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聖なるかな-The Spirit of Eternity Sword 2-
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ゲームタイトル 聖なるかな-The Spirit of Eternity Sword 2- ブランド
Xuse
攻略(参考) 攻略はこちらから
シナリオ 高瀬奈緒文 発売日 2007/08/03
原画 まさはる、人丸
スタッフ ■ 企画・監修:  高瀬奈緒文
■ シナリオ協力: 折畑啓助、企画屋
■ 神獣デザイン:  緑川 美帆、人丸
■ BGM制作:  たくまる
■ ボーカル曲制作:  ザウス
■ ボーカル曲数:  3曲
■ (公開)歌手名:  川村ゆみ「聖なるかな」「オリハルコンの名の下に」
「永遠のアセリア -聖なるアレンジ-」
CV ■ 世刻 望 : 島崎比呂
■ 斑鳩 沙月 : 白井綾乃
■ 永峰 希美 : 青山ゆかり
■ カティマ=アイギアス : 桜川美紅
■ ルプトナ : 大野まりな
■ ナーヤ=トトカ・ナナフィ : 本山美奈
■ サレス=クウォークス : 皇帝
■ ソルラスカ : 木島宇太
■ スバル=セラフカ : 滑川菊太郎
■ タリア : 韮井叶
■ ヤツィータ : 金田まひる
■ 悠久のユーフォリア : 安玖深音
■ 暁 絶 : 中田純
■ 森 信助 : 波多野和俊
■ 阿川 美里 : 蓮香
■ 椿 早苗 : 佐々部愛華
■ フィロメーラ : 彩世ゆう
■ ニーヤァ=トトカ・ヴェラー : 粟津貴詞
■ 天使・レーメ : 佐倉江美
■ 堕天使・ナナシ : 野神奈々
■ 高嶺 佳織 : 乃田あす実
■ 夏 小鳥 : 文月かな
■ 倉橋 時深 : 鳩野比奈
■ 倉橋 環 : 松本あゆな
■ 綺羅 : 海みちる
■ ダラバ=ウーザ : 井原啓介
■ クロムウェイ : JACK
■ レチェレ : 文月かな
■ ロドウィゴ : 麻生敬太郎
■ 長老ンギ : 市井崑
■ ショウ=エピルマ : taka
■ 光をもたらす者エヴォリア : 鳩野比奈
■ 光をもたらす者ベルバルザード : 戸塚和也
■ ケイロン : JACK
■ ナルカナ  : 一色ヒカル
■ イェガ  : 松田美菜
■ エデガ  : 中田純
■ エトル  : 窪田吾郎
■ エト・カ・リファ  : 野中紅緒
■   : 
その他:CV ■ あさり☆
■ AYA
■ 中瀬ひな
■ 高橋一休
■ 橘ゲノム
■ 伊藤瞳子
■ 白井うさぎ
■ 比未子
■ 大地実
■ ゆぅ
■ shiori
■ 涼森ちさと
■ 御苑生メイ
■ 元宮一雲
■ 葉月みさと
■ 藍川修市
■ 二階堂弥生
■ 賀矢博
■ 葉月志菜
補足 ■ 転生神話SRPG。必要HDD容量:4.2GB
特典 → SPECIAL PACKAGE版:
Windows版『永遠のアセリア ―この大地の果てで―』
B5判ブックレット仕様 オリジナルサウンドトラック(ボーカル曲含む全37曲)
初回通常版:オリジナルサウンドトラック(ブックレットは付属×)
予約:『聖なるかな』スティックポスター8枚組
公開状況:トレーラームービー、デモムービー、体験版

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■ジャンル
・純愛
・ファンタジー
・学園モノ

■システム1
・CG閲覧
・Hシーン回想
・BGM鑑賞
・オートモード
・履歴機能
・スキップ(既読)
・スキップ(未読)

■システム2
セーブ数は50個。プレビュー画面、既定コメント付き。

セーブデータの消去機能もあります。

クリック時ボイスカットの切り替え、音声再生中のBGMフェード機能もあり。

その他にもゲームパッド使用可とか、エフェクトカットなどもできる。

ただし、シミュレーションパート(以下、Sパート)は低スペック機だと

動作しなかったり、動作が急に重くなったりなど、問題面が多くなる。

ディスク読み込みが多いので動作が停滞するなどもある。

サポート保障のビデオカードは数限られているのが現状。

それに加え、各章必ずあるSパートはスキップできないため、

いかに効率よくしても膨大な時間がかかる。

なお、ルート攻略毎にそのキャラのシステムボイスが追加され、保存も可。

全部で攻略外のユーフォリアも含めて7人分。

他:ナーヤ・ルプトナ・カティマ・希美・沙月・ナルカナ

■グラフィック・シナリオ面について
 グラフィック面から言うと、どれも秀麗でシリアス・コミカル的にも

大体均等にあり、差分抜きで100枚を越えるCGがある。

画質をまともに反映できるスペック機ならグラフィック面では高評価に値する感じ。

 一方、シナリオ面では、上記で挙げたような問題のせいでルート分けする

必要性が皆無なほど中身がない状態。やたらイベント戦闘があったり、

イベント戦闘前にセーブの選択肢が出ないため、こまめなセーブ推奨。

しないと負けた時点でそのイベント戦からではなく章の頭からのリトライ選択しか

出ない鬼仕様。Sパートでも敵出現箇所が奇抜なとこもあるため、セーブ1つだけで

進めると全滅回避不可に陥ることもある。

中身がないというのは、ルートが6個と言っても話が変化するのが

5章の学園祭、8章の街探索、10章、11・12章の後半くらいでそれも

全て大筋が同じなので1周したらほぼ作業ゲーみたいになってしまう感がある。

Sパートの比率が高く、Sパートが各章2〜5時間で、

ADVパートが合間合間にどれも10分〜15分以内に収まる程度を小出しして進む。

そのため、常にSパートをやっているように感じます。

何でSパートを省略できないのかは単純にADVパートのシナリオ量が

絶対的に不足しているため。

不足しすぎて「望」がなぜそこまで支柱的存在に扱われるかが謎だったり、

全てのキャラに対してやり取りが少なすぎるという欠点が

楽しみが少ない理由になってしまっているのもあります。

単純にSパートだけを見たら楽しめるのですが…。


■Hシーンについて
 Hシーンはあれだけのキャラがいて、13個という少なさ。

内訳は、沙月2・希美1・ルプトナ2・ナーヤ2・カティマ2・タリア1・

ヤツィータ1・ナルカナ1・(エヴォリア×フィロメーラ)1。

内容も歴代のザウス作品に比べて、よくも悪くも普通以下。

残念ながら、あまり評価できる数と内容ではない結果に。

■システム評価
普通

■グラフィック評価
非常に良い

■シナリオ評価
普通

■Hシーン評価
普通

■総合評価
80点

■総合コメント
 賛否両論あるかもしれませんが、社会人の方はこのゲームは積みゲーとして

楽しむか公開されているセーブデータを使ったほうがいいと思います。

少なくとも2周目以降は本当にやる気がなくなっていくかと。

2周目以降、一度見たイベント戦なんかスキップさせてほしかったり、

SHモード作ったならクリア報酬を作るべきだったとか、

要望がつい出るようなキャラの個性や設定なんかがあっただけに

落胆したファンの人も多いはず。

前作、『スピたん』のときはTRUE ENDがあったりとかしたのですが。

完成度としたら遥かに『スピたん』のが高いと言わざるを得ない感はあります。

ただ、前述のように単純にSRPG!とだけして見るならもう少し評価は上がるのですが…。

SRPGに特化するなら、18禁要素を排して全年齢向けでもう少し精度を上げれば

よかったし、逆に18禁ならADVパートの割合を増やすべきだったかと。

そういう意味でこの評価点です。

 裏設定や前作『永遠のアセリア』などの関係付けなどは、

Wikiなどでまとめられているサイトさんがあるので割愛。

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