■ジャンル
・純愛
・感動
・ADV(AVG)
■属性
・妹系
・幼なじみ
・ツインテール
・ポニーテール
・巨乳
■システム1
・CG閲覧
・Hシーン回想
・BGM鑑賞
・オートモード
・スキップ(既読)
・スキップ(未読)
■システム2
上記、備考参照。
■グラフィック・シナリオ面について
画は人気原画家ということもあり、どれも秀麗となっている。
立ち絵、CGはどれも差分が多く、大事なシーンでは必ずCGが
あるのは嬉しいこと。
シナリオもどんでん返しなどでも定評のあるライターさんなので、
話の続きが気になる物語になっているのは相変わらず。
1章では、各人物紹介・伏線等などの章。
2章では、椿姫の章。
3章では、花音の章。
4章では、水羽の章。
5章・最終章では、ハルと主人公の章。
最終章はやや短めです。
各キャラ毎(ハル以外)に、好感度が低いとBADENDがあります。
代わりにハルは好感度が低いとHシーンが1つしか発生しません。
主にその章の最後の選択肢で次の章へ行くか、
その章のヒロインルートへ行くかの分岐の形になります。
オススメの順としては、花音>水羽>椿姫>ハルです。
花音と水羽ルートは、椿姫とハルに比べて程度が違いすぎるので、
期待しない方がいいかと。
理由としては、前者2人のルートではキャラの心情の変化が急すぎてびっくり、
というか納得できないというか。
に加えて、この2つのルートの主人公はホントに何もしないので
単純につまらないかも。
しかし、ハルルート以外おまけみたいなものなので仕方ないとも言えますが。
■Hシーンについて
基本2、3シーン程度がシーン回想に登録されますが、
バッドエンドのシーンでは、CG(差分含む)1枚で展開され、
中には本番までいかないものも。
どれも量自体多くないうえに、特別なシーンはないので、
結ばれて1回あるくらいと思うくらいで。
■システム評価
非常に良い
■グラフィック評価
非常に良い
■シナリオ評価
非常に良い
■Hシーン評価
良い
■総合評価
88点
■総合コメント
シナリオ・原画共に人気がある人が担当、そのうえ初期発売日より、
丸半年延期したこの作品。
是非の声は様々でしょうが、自分としては長く延期した割には…な感じ。
ハルルートシナリオは、さすがに本筋だけあり、秀逸な出来にはなっているだけに、
他方面が本当に薄っぺらく感じてしまうのが残念。
特にHシーンやCGに関しては若干手抜き臭くも…。
同時期に『W.L.O.世界恋愛機構』『こんぼく麻雀』のメイン原画も
担当してるだけに、どう考えても手が回るわけがないとも言えますが。
どんでん返しや伏線などは流石なところで、
プレイしてみて損はしない作品とは言えると思います。
あと、もう少し日常シーンが多くても楽しめた感がありますね…、
キャラがみんないいだけにシリアスシーン多めなのが勿体ない感じ。
音楽関連はサントラを出してほしいと思う人が、
今作もいそうなほどボーカル曲・カットインタイミングも含め、
いい出来になってたと思います。
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