Tiny Dungeon
※紹介ページ(敬称略)※

ゲームタイトル Tiny Dungeon 〜BLACK and WHITE〜 ブランド
Rosebleu [ロゼブル]
シナリオ  あごバリア 発売日 2010/06/25
原画  魚/久遠樹/観音王子/すずめみく
修正ファイル ■ 修正ファイル1.01(10/06/22公開)
CV ■ ヴェル=セイン : 五行なずな
■ ノート=ルゥム : 遠野そよぎ
■ ウルル=カジュタ : 北都南
■ 白川 紅 : 桃井いちご
■ フォン=テルム : 佐々留美子
■ アミア=ルゥム : 夏野こおり
■ オペラ=ハウス : 青山ゆかり
■ バリアリーフ=クリート : 緒田マリ
■ トリア=セイン : 湖月紅れ葉
■ ルアン=ルゥム : 木村あやか
■ デイル=グラン : 角川竜二
■ ラーロン=ハデラ : 城樹翔
■ サン=ミリオ : 小池竹蔵
■ シャル=ルトル : 桜川未央
■ ローブの人物 : 桜川未央?
■ 白鷺 姫 : 主人公
CV ■ 夏村伊介
■ 神楽坂恋詩
■ 清陵聖
■ 屑星宇宙男
■ 藤乃理香
■ 花見るん
■ 夢見そら
■ 御苑生メイ
■ 葵時緒
■ 
システム ■ ディスクレス起動: ○
■ セーブ可能数: 10×10=100
■ オートセーブ: ×
■ クイックセーブ: 10
■ クイックロード: ○
■ スキップ(既読): ○
■ スキップ(未読): ○
■ CG閲覧: ○
■ BGM鑑賞: ×
■ シーン回想: ○
■ シナリオセレクト: ×
■ クリック時ボイスカット: ○
■ 立ち絵鑑賞: ○
環境
(必須/推奨)
■ メディア: DVD-ROM(等倍速/2倍速以上)
■ 対応機種: WinXP/Vista/7
■ CPU: /PentiumIV 1GHz
■ メモリ: /512MB以上
■ HDD空き容量: 3.8GB以上
■ 解像度: 1280×720以上
スタッフ ■ ムービー制作: 癸乙夜(Mju:z(ミューズ))
■ BGM制作: 
■ 効果音制作: Blueberry&Yogurt
■ ボーカル曲数: 2曲
■ (公開)歌手名: OP:nao「blade heart」、ED:tohko「それぞれの明日」
補足
■ 未来を選択するAVG。価格:8800円(税別)
特典・キャンペーン → 予約:『解呪の鍵』パッチCD。立ち絵が水着姿に。
初回:『召喚の書』(ゲスト作家による応援イラスト等小冊子)
公開状況:トレイラームービー1,2、OPデモムービー、体験版、店舗特典


上へ  [戻る]
※この下からレビューです※


■ジャンル
・感動
・燃え
・萌え
・ファンタジー
・学園モノ
・ADV(AVG)

■属性
・妹系
・ポニーテール
・ロリ

■システム面
 演出効果の有無切替、選択肢通過後のスキップ、フォントの太さ等

大まかな部分での設定が可能。反面、

・BGM鑑賞がない

・ゲームプレイ画面で「タイトル画面に戻る」「ゲーム終了」ボタンが無い
(それぞれキーボードのF3,F4で実行自体は可能)

・スタッフロール画面をスキップしてもED曲が流れ続ける

・各キャラの音量調整ができない

など、Ver.1.01現在では不満が残る面も多い。


■グラフィック・シナリオ面について
 グラフィック面では、4人の原画家の個性が出ていて良いのだが、

唯一、黒髪ロングで制服まで同じのヴェルと紅がキャラがかぶっていて残念。

黒髪ロング好きが多いのかもしれないが、絵的なキャラ分けを考えたらどっちかを

ショートかセミロングにしたほうが良かったのかもしれないところ。

CG数で言うと、ヴェル、ノート、ウルルのメイン3人で3分の2、

残りを他女性キャラ中心で埋まり、差分抜きで計90枚ほど。

 シナリオ面では第1章プロローグ〜第3章+エピローグまでの一本道。

選択肢はあるが、進行以外は即BADENDで終了する。

体験版が終わった辺りの2章前でローブの人物が登場し、

ヴェル、ノート、ウルルの誰を選ぶか聞いてくる場面があり、

今作ではヴェルが選ばれる。
(次回作ではウルル、その次はノートと考えられており、この場面から派生していく形となっている)

 一本道なだけあって、長さはそれなりでシリアスだったり、

コミカルだったりが繰り返しある。ただし、3章以降はシリアス一辺倒ともいえる

ストーリー展開になっていく。とはいえ、基本的に姫のハーレムストーリー。

 上記のようにヴェルが選ばれたからと言って、ヴェルルートと呼べるほど、

優遇されている面は少なく、CGもHシーンからしても大差ない。

ただし、大事な場面々々や最後等ではヴェルと協力することが多く、

一応の今作のメインということは伺える。

身近かつ攻略可なキャラながら影が薄い紅よりは数段マシだが。

 体験版では目立たなかったデイルの活躍が多々あり、逆にラーロンの

ダメさっぷりは終始変わらず。どのキャラも個性が強く、味があるので

プレイしていれば誰かは気に入るかと思われる。

それがサブキャラだと今のところ、報われないのだが……。


■Hシーンについて
 ヴェル、ノート、ウルルで各2シーンずつ。紅が1シーン。

ノートとウルルの1シーンは夢オチパターン。

ストーリー的には全て夢オチとも言えますが。

陵辱的なものは一切なし。


■システム評価
普通

■グラフィック評価
非常に良い

■シナリオ評価
良い

■Hシーン評価
普通

■総合評価
80点

■総合コメント
 想定3部作の1作品目で、発売前から続編の話が出ていたが

続きを期待させつつも物足りなさもを感じさせる作品。

ヴェルメインとさせつつも、今後メインを張るであろうノートやウルルと比重が

あまり変わらないところや、オペラやアミアやフォンは攻略不可なのが残念。

個人的に言えば、ヴェル&紅、ノート&ウルルで各1作品ずつの2部作+FD

もしくは、ヴェル&フォン、ウルル&オペラ、ノート&アミア、(どこかに紅)に

それぞれ比重を置いた3部作の方が、サブキャラを生かしやすかったとは思う。

2作品目のタイトル、価格(ミドルプライス)、制作期間からすると、

ウルル(+ヴェル+ノート)以外には今作同様に光が当たりにくそうである。

 ネタバレ内にもあるが、あまり終わり方がよろしくないだけに、

続きのウルル、ノート編ではどうなっていくのかが気になる展開になっている。

ノート編も確実に発売されるのなら、ウルル編でもやはり微妙な終わり方にならないと

続かない気もするが……。

エフェクトや効果音もほどよく、キャラの個性がいいだけに今後の

展開次第で大きく左右されると思われる。

 2周目以降の変化は一切無いので、予約特典の『解呪の鍵』パッチは
 
1周目に当てなければ、丸々繰り返しプレイでしか味わうことはできないことになる。



以下、ネタバレ。

上へ  [戻る]

Copyright© since 2007 一碧望楼, All rights reserved.

inserted by FC2 system