ゲームタイトル | Chu×Chu! on the move 絢爛時空の歌姫祭 | ブランド | ユニゾンシフト:アクセント |
シナリオ | 緋川佳、風間ぼなんざ、土岐光鳳、苑脇つぐみ、条智涼介、(ヘルプ:神野マサキ) | 発売日 | 2011/09/22 |
原画 | 織澤あきふみ |
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修正ファイル | |||
ジャンル | ADV |
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特典・キャンペーン |
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ボーカル曲 |
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キャラ名&CV |
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その他CV |
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システム |
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その他スタッフ |
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補足 |
【レビュー】 ※一部ネタバレ注意※
- 攻略面
- はじめからを選ぶと、「外伝を見る」「外伝を見ない」の選択。書かれているようにWEBでも公開されている部分で、 プロローグのようなモノなのでお好きに。見ない場合は本編開始のOPムービーから。
- 『Chu×Chuアイドる』の時間軸で進む一本道で、合間に大吾のかけら探し(ifシナリオを選択)。 ifシナリオ選択画面では左上に欠けている、時間の部分を埋めていくわけのだが、進行に必要な部分だけ紹介。細かい内訳は【シナリオ面】で。
- 1回目:不特定で5個のシナリオを選択で進行(3時が埋まる)。
- 2回目:『学園祭! ルーチュ・夢への道程』『プリモ・愛の花咲くバースデー!』を選択で進行(7時が埋まる)。
- 3回目:『学園祭! 雪乃のミス壁越コンテスト』を選択で進行(10時が埋まる)→エンディング。
- というわけで最短で8個のシナリオ選択でエンディングに。逆に、進行してもシナリオは増えこそすれ、減ることはないので 一周だけで全部のシナリオを見る場合には『学園祭! 雪乃のミス壁越コンテスト』を一番最後にすればいい。
- エンディングを迎えた後、タイトル画面から後日談の【スペシャルエピソード】に飛べる。
- システム・音楽面
- システム面としたら、前作『Chu×Chuアイドる2』と全く同様。 唯一と言ってもいい変更点はHシーンでのアニメーションのオン、オフ切替。 全部のHシーンでは使われてないが、臨場感は出たのはやはり◎。
- ただし、相変わらずゲーム内ヘルプがないため、分かりにくさもあるのは残念。
- 音楽面は新規ボーカル曲でメドレーも含めると6曲あるのはいい感じ。
確認はしていないけど、新規BGMは0で過去作からの流用のみ? - 【前作までのあらすじ】コーナーはあるものの、やはり『Chu×Chuアイドる』『Chu×Chuアイドる2』併せてのFD的な中身なので、 どちらもプレイしていないと微妙、というか面白さは半減。
- シナリオ面
- 前述の通り、メインの一本筋とifシナリオがあるが、ifシナリオの長さはまちまち。
以下、ifシナリオの内訳。 - スタート時:17個(知由1、チュチュ2、雪乃2、ルーチュ2、チューノ1、プリモ2、ヒヨリ1、サキ2、ベルゼ2、麗華2)。
- 3時回収後:12個追加(知由1、チュチュ1、雪乃1、ルーチュ2、チューノ1、プリモ2、ベルゼ2、麗華1、うた1)。
- 7時回収後:9個追加(知由1、チュチュ2、雪乃2、ルーチュ1、プリモ1、ちさと2)。
- の計38個。Hシーン有シナリオと無しでは選択画面での文字背景カラーがそれぞれ赤と青で区別されており、分かりやすい。
- 外伝では他の過去作とかの背景とかキャラがちらっと垣間見える。
- ifシナリオでは選択したキャラとそれぞれの主人公が始めから恋仲になっている、という設定パターンが多い。強引な部分も多いが、ifということで……。
- 本筋のシナリオは簡単に説明すれば、新キャラ、ディーバとオルドガ・イオサン(略しておっさん)の二人に襲われ、歌声を奪われた 雪乃、ルーチュ、大吾の3人が過去の『Chu×Chuアイドる』の時代まで巻き込まれて飛んでしまうところから。 奪われた歌声を取り戻すために当時のチューアや知由などと協力していったり、ディーバやおっさんの事情を知っていったりするのだけれども、 いきなり歌声を奪っていったシリアスとは裏腹におっさんは結構なギャグキャラ。ぶっちゃけた話は最下部ネタバレ。
- グラフィック・Hシーン面
- HCGが全体の70%くらい。
- Hシーン数内訳は、知由2、チュチュ4、チュチュ&知由1、雪乃3、ルーチュ3、チューノ2、プリモ3、知由&うた1、知由&うた&ヒヨリ1、サキ1、ベルゼ1、ベルゼ&ルーチュ1、麗華1、ちさと1の計25個。
- 上記から分かる通り、メインヒロイン中心でサブヒロインに1〜2シーンというところ。サキ、ベルゼ、麗華、ちさとは初。 ただ、前作の本編はもちろん、今回も本筋のシナリオでは悪役として登場したちさとの需要があったかは謎だが。
- ちなみにサブヒロインのHシーンではon the moveなアニメーションは一つも無い。種類も統一感が無く多種多様。
- 総合点
- 82点/100点
- 総括コメント
- シナリオライターがはっきりしてなかったので、エンディングのスタッフロールで見ていたけれども、 どこにも風間ぼなんざさんの名前が無いという。本人が参加発言しているので単に表記漏れかな。 個人的には大事な判断基準だし、全員公開してちゃんとほしいところですが。
- 良くも悪くもアクセントらしいゲーム内容。そして榊原ゆいゲー。
- 外伝時の大吾視点では健介の、本編最後の方の健介視点では大吾の声がそれぞれあったりする。
- Hシーン数が多く、Hシーンムービーも今作から追加したり、ボーカル曲はメドレーを除いて全てキャラ個別の新曲、 と力を入れているのはいいところ。相変わらず男キャラが熱いところも◎。
- サキ、ベルゼ、麗華、ちさとなどの『Chu×Chuアイドる2』のサブキャラのメンツにもHシーンが与えられていることには安心したかも。
- 反面、前作の『Chu×Chuアイドる2』ではCG100枚(差分抜き)だったのが、今作は60枚ほど、 BGMや立ち絵、背景なども流用が多い、ルートとかは無くメインの一本道、などを踏まえるとフルプライス8800円の割には前作と比較してもボリューム不足感が否めない。 せめて6800円のミドルプライスだったら十分だったかも。まず、低価格化して登場するので購入はそれまで待ってもいいかも。
- ディーバの呪いが不定期に過去の世界に飛ばされる、というもの。未来には飛ばず、過去のみに飛ぶ。他人の綺麗な?歌声を奪うことで 飛ばされる間隔を長くできる。おっさんはそのディーバのストーカー。
- 後付的に過去に遡るお話なので時間軸が分かりにくい人もごちゃっとする人もいるので時間の流れ順にと並べて、まとめ(一部設定推測)。
- 1.プリモが未来から来たディーバの呪いを解く。代わりに歌を教わる。
- 2.『Chu×Chuアイドる』の時代で、雪乃とルーチュがチュチュライブを見に行く直前辺りに、 未来(5)からディーバ&おっさん、雪乃&ルーチュ&大吾が飛ばされてくる。
- 3.抵抗するも結果的にディーバの呪いが解けず、ディーバとおっさんは過去に。 その世界からディーバがいなくなったことにより、奪われた歌声が元通りになり、ライブが実行される。
- 4.雪乃&ルーチュ&大吾を未来に戻す方法が無かったので、魔界のコールドスリープ。
- 5.『Chu×Chuアイドる2』の時代を経て、今作の本編(事件)開始。 ディーバ&おっさん、雪乃&ルーチュ&大吾が過去(2)に飛ぶ。
- 6.その後、コールドスリープから雪乃&ルーチュ&大吾が目覚めてプリモからディーバ&おっさんのメッセージを受け取る。
- 7.大吾が爺化するくらい経った後で、おっさんを拾い、弟子として鍛える。
- 8.未来から飛ばされてきたディーバとおっさんが出会う。おっさんがストーカーに。 2人で他人の歌声を奪いつつ、過去へのタイムスリップ(5まで)を繰り返す。
- かなりなご都合展開ばかりですが、ifシナリオも含め、それくらい強引じゃないと設定的に無理だったかなと。 どうせならサキや麗華にも歌わせてあげればよかったのにと。