ゆずソフト最新作ドラクリオット!

※紹介ページ(敬称略)※ → レビュー
ゲームタイトル DRACU-RIOT!(ドラクリオット!) ブランド
ゆずソフト
シナリオ 天宮りつ/姫ノ木あく/J・さいろー 発売日 2012/03/30
原画 むりりん/こぶいち
SD原画 こもわた遙華
修正ファイル

修正パッチ1.10(2012/03/29)

ジャンル トキメキバンパイアADV
特典・キャンペーン
  • 早期予約: 複製色紙2枚
  • 予約: DraculART(ラフ原画資料集)、おやすみCD〜今夜は寝かさないわよ〜
  • 初回: 
  • 店舗: 一覧
  • キャンペーン: 早期予約ありがとうキャンペーン
ボーカル曲
  • 曲数: 2曲
  • 制作: 
  • 主題歌: 「Scarlet」 歌:榊原ゆい
  • ED: 「君だけの僕」 歌:Riryka

キャラ名&CV
  • 矢来 美羽: 夏野こおり
  • 布良 梓: 佐藤しずく
  • 稲叢 莉音: 鮎川ひなた
  • エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン: 鈴木恵莉央
  • ニコラ・ケフェウス: 浅野ゆず
  • 大房ひよ里: 金松由花
  • 荒神 小夜: 青葉りんご
  • アンナ・レティクル: かわしまりの
  • 淡路 萌香: 高井戸雫
  • 扇 元樹: ワンモアチャンス
  • 枡形 兵馬: デビルかとう
  • 倉端 直太: 古河徹人
システム
  • ディスクレス起動: ○
  • セーブ数: 最低10×10=100。100以降は10個単位で追加可
  • オートセーブ: ×
  • クイックセーブ: ○
  • クイックロード: ○
  • スキップ(既・未読切替): ○
  • クリック時ボイスの動作切替: ○
  • 個別ボイス音量設定: ○
  • シーンセレクト: ×
  • システムボイス: ×
  • CG閲覧、BGM鑑賞、シーン回想: 省略(無い場合のみ、追記)

その他スタッフ
  • ムービー制作: ろど
  • BGM制作: 
補足

TOP

【レビュー】 ※一部ネタバレ注意※

システム・音楽面
コンフィグ画面は、画面表示・テキスト・サウンドとページ分けされているだけあり、 細かな調整が設定できる充実っぷりで主流なものは揃っている。
逆に珍しいのはHシーン選択肢固定の切替。ほとんどの場合は2パターンずつ 用意されているが選択肢をいちいち出されるのは煩わしい人には嬉しい機能。
BGVの音量設定までできるが、BGV(通常シーン)はほとんどどこで使われているかすら分からなかったりする。
BGM鑑賞で登録されるのは全37曲。うちボーカル曲2曲やアレンジ別、 キャラソンのinst.などで10曲ほど占めている。
単純な疑問として、美羽との初デート前(暴動事件発生日)に紅茶を飲んでいるシーンで、CG上での液体が黒かったりする。これは、
1.初期案では紅茶ではなく、コーヒーだった。
2.黒い紅茶(ロイヤル黒○紅茶みたいな)である。
3.英語では紅茶を【Black Tea】と呼ぶこともあるので。
のいずれかが理由として考えられるわけだが果たして。
今作も立ち絵鑑賞は有。
シナリオ面
ルート的にはメインヒロイン4人+ニコラの5ルート。
美羽√は共通√に続き、違法ドラッグの調査、それらをきっかけに吸血鬼と政府側との対立が描かれている。
梓√は、犯罪吸血鬼ジダーノを追ううちに見えてくる本当の敵?と向かいあっていくお話。
莉音√は、佑斗に次いで莉音も複数能力が使えるという事実が発覚し、それを知った三大寺達研究者に狙われたりする。その裏には……。
エリナ√は、特異体質の佑斗の血を同じく特異体質のエリナが飲んでしまい、体調を崩すところから始まり、 治すためにロシア政府とやり取りをしていくのだが、それも裏目に出ていくという流れ。
ニコラ√は、他よりは短いですが佑斗がニコラが女性だと気づいて互いに意識していくというシンプルなもの。
グラフィック・Hシーン面
差分含めずに、通常CGが100枚、SDの方が20枚ほど。
Hシーンは美羽・梓・エリナが5、莉音だけ4。ニコラは3。
美羽はシーン前にアレの呼称を3つの選択肢から選ぶことができる。
ニコラの場合は、シーン鑑賞で各シーンの下に追加されるサムネ違いのシーンを選ぶことで同じくアレの呼称が変わる。 サムネは区分のため違うだけで、呼称以外は全く同じものの模様。 こちらはぶっちゃけネタに近いものがあるので、人によっては萎える。
各キャラの特長としては、美羽はM時々S。梓はフェラ&尻。莉音は胸&不遇。エリナはノリノリ&コスプレ。ニコラは地味に奉仕キャラ。
オナニーや尻とか、キャラによっては偏りがあるのは個人的にはいまいち。
総合点
92点/100点
総括コメント
オススメではエリナ>美羽>梓>莉音(>ニコラ)の順。
扇先生の存在感が半端無かったりする。なまじ空気読めるから手に負えない。
ひよ里辺りは攻略できてもおかしくはないけど、特徴がなさすぎて空気になりそう。
色んな点において高い位置でバランスの取れた作品になった感じ。エフェクトやシステム面、Hシーン方面などでも前作より成長してるのが 感じ取れるのがいいところ。ただ、画だけ突出して他は『悪くない』止まりな印象は変わらず。要はプレイ後に、各ヒロインの印象がどこまで 残せるかが問題だけど、印象に残るシーン(Hシーンを含め)がいまいち無いのがもう一つ残念なところ。いや、悪くはないのだけれども。
以下、本格的にネタバレ。プレイ前の方はご注意ください。
美羽√では、結構なわがまま姫様っぷりを発揮する美羽なので、人によってはいまひとつかも。吸血鬼と人間達の溝はあるものの、 悪い政府の策略に立ち向かうことで、それを乗り越えれる可能性を見つけていけるかも、というのが分かる√。 アフターストーリーにも出てくるユカちゃんに立ち絵があっても面白かったり。
梓√は、吸血鬼の狩人の血筋である梓とその血縁関係が発覚するアンナとのやり取りがいい感じですね。 立ち絵がありながら、この√のごくわずかしか出番のない楓はやや微妙だったかな。出番がもう少しあってデレがあれば……、というところ。
莉音√は扇先生が一番やんちゃします。研究者だろうが、市長だろうがざくざく。ライカンスロープの話や佑斗がどうしてそうなったかが語られるので、 何気に結構大事な√だったりします。
エリナ√では楓同様、この√限定の立ち絵有キャラのソフィーヤが登場。 研究者でありながら、性格が良かったりするので年齢を除けば楓よりはウケが良さそう。 島から出るときにはライカンスロープの能力が便利に使われたりします。 √に入ってからもエリナの下ネタは安定して変わらなかったり。
ニコラ√は……何気においしいところもっていくなって。普通にメインヒロイン喰えるポテンシャルでした。

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