ゲームタイトル | 終わる世界とバースデイ | ブランド |
コットンソフト |
シナリオ | 海富一(その他全て)、御導はるか(柊√)、狩野伊太郎(ミカ√)、池波智香(成子√前半) | 発売日 | 2012/07/27 |
原画 | 司ゆうき、(原画協力:生名多間、他) |
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SD原画 | |||
修正ファイル | |||
ジャンル | 新・終末系恋愛ADV |
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特典・キャンペーン |
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ボーカル曲 |
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キャラ名&CV |
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その他CV |
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システム |
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その他スタッフ |
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補足 |
【レビュー】 ※一部ネタバレ注意※
- システム・音楽面
- コンフィグ的には特別なものはないが、大抵のものは完備。
- 今時分の流行のせいか、【texi】という名のSNSが用意されており、進行に合わせて ヒロインのツブヤキやプロフィールなどが更新される。
- BGMは20曲+ボーカル曲(アレンジ&インスト)。エンディング曲は作品に合っていて一聴の価値有り。
- エピローグ途中でセーブ&ロードしても、エピローグ開始からとなるバグ?もある。
- 一部の章クリア時には一部フラグが初期化されてしまう模様。確認したのは■Epilogue■クリア後に開放されるEXTRAのSD入莉の話や「After 17th」が ■Happy Birthday■で再度エンディングを迎えた場合、初期化され消えてしまう。この場合は再度■Epilogue■を最初からクリアすればまた出現する(セーブ&ロードでは上記バグのせいか不可)。
- シナリオ面
- ざっくりとした全体の流れ:プロローグ1>プロローグ2>共通パート123(各パート途中で、入莉・ミカ・柊の順でルート分岐)> 美咲と二人きりの世界>共通パート3終了までで誰も選ばなかった世界から成子ルート>トゥルー>エピローグ。
- ■Prologue I■
誕生日設定は最後に少し出てくるくらいであまり気にしなくていい。
9月3日からスタート。カサンドラの名で9月29日に世界は終わるとネットで予言される。
この予言以降は9月29日まで、様々な事件性を帯びた具体的な予言が出される。 そのうちの一つを実行しようと同じ学校の生徒である後藤が事件を起こすところまで。 - ■Prologue II■
主人公、入莉、ミカ、柊、成子、郁生で【9.29対策協議会】設立。 - ■Common Part I,II,III■
日常シーンで予言は無し。遊びに行ったり、成子の部屋でダベったり。 - ■Cassandra Syndrome■
入莉ルート。□Common Part I□から分岐。
ちょっとしたバッドエンドとハッピーエンド……と思わせておいて、どちらもバッドみたいな終わり方。 - ■Genocide Virus■
ミカルート。□Common Part II□から分岐。
一番血とか出たりで悲惨なルート。バッドエンドとトゥルーエンドがあるが、バッドエンドは僅かながら凌辱シーン&CG。 - ■Glacial Period■
柊ルート。□Common Part III□から分岐。
ここでもバッドエンドとトゥルーエンドがあるが、このルートだとどっちもどっちな終わり方。 - ■I Am Legend■
美咲と二人きりの世界。タイトル画面>EXTRAに登場する美咲のSDキャラ選択、「After 17th」などに続きます。 - ■Reverse End■
成子ルート。□Common Part III□から派生。
後半からは言ってみれば、真相編が始まります。解決編の□Happy Birthday□に続きます。 - ■Happy Birthday■
最後ということでみんなで協力……とはいかず、入莉以外には基本見捨てられがち。 - ■Epilogue■
- グラフィック・Hシーン面
- 入莉5、ミカ3、柊2、成子3、美咲1が登録される。内容的にはどれも今一歩足りない感はあるかなと。
- ミカだけ1つ凌辱シーン有。入莉のはプロローグでそれっぽいシーンはありますが、寸前程度なので登録はされず。
- CGは78枚(差分抜き)登録される。
- 総合点
- 78点/100点
- 総括コメント
- 個人的には嫌いじゃないお話ですが、最後まで一般的なヒロインと一緒にこの後も過ごしていくようなハッピーエンドが一つも無い ゲームってので人を選ぶ印象。エンドの種類はぶっちゃけるとヒロインと一緒に死ぬか、主人公だけが残されるかの二択しかないのが辛い。
- 美咲の話があったのはよかったけれども、エピローグが入莉以外触れられていないのが寂しいところ。 対策協議会のメンツの現実世界での生活を見たかったかなと。
- ■Cassandra Syndrome■
実の兄と混同されていることに悩む主人公と色々病んでいる入莉とのお話。最後にはカサンドラが登場し、バイク事故に遭ったのが、陶也と入莉ではなく、 主人公と入莉だった、亡くなったのも陶也ではなく、入莉だった、と語られる。 - ■Genocide Virus■
不遇ミカルート。終始邪魔キャラのルカがラスボスか。短絡的に人を死なせすぎなシナリオ。タイトル通り謎のウィルスが蔓延していき、世界が終わるお話。 - ■Glacial Period■
街全体がどんどん凍っていく世界で逃げる主人公と柊とその父。その中で柊は父との確執を無くしていく。
他のルートに比べたら大人しいというか、好印象が変わることの無さそうなお話。 - ■Reverse End■
普段はダラダラしている成子だけど、このルートが進むにつれ、かなり立派になっていく。そして陶也とのやり取りで意外とキレ者っぷりも発揮する。 柊と同じく立ち位置的にはおいしかったりする。
この世界が現実では既にバイク事故で亡くなっている入莉を作るための世界だと陶也に教えられる。 入莉の学習のために、ゲームと偽り、現実世界から大勢の参加者を集った。ミカ、柊、成子、郁生らもそう。 このシステムを作ったのは現実世界の主人公と陶也だが、この世界に入る際に主人公は記憶を無くしているため、覚えていなかったとも教えられる。。 - ■Happy Birthday■■Epilogue■
陶也からはこの世界(ゲーム)を終わらせたければ、参加者全員を説得しろと言われ、主人公が説得して回るけれども裏目ばかりに。 この辺りの行動がイミフだったり、入莉以外のヒロインがあまり手助けしてくれなかったりなのが残念。結局説得は無理だったのでパワープレーに出て終わり。